●中心点
平成二十二年三月二十八日午后一時
 妙法蓮華経は本当の自分、真我である。
 本当の自分とは大宇宙の中心意識である神仏そのものである。
この神仏が、更に自分の心の中心に存在している。
従って、自分の意識を心の中心に持って行くと、自己は、宇宙の中心に位置し、心は静寂の中で安定し安らぐ。
 大宇宙の意識の中心と、個の人間の意識の中心は同じ一点であり、それは同心円を成している。この点にフォーカスすると心は神仏と通じる。この一点で人は一切の執着と煩悩から遠離出来る。
 この中心より外側に外れるに従って、肉体の五官に影響され、煩悩に左右される。
 肉体を持つと心は、諸現象にほんろうされて、欲望に支配され、自己保存、自我我欲に走る。
心の中心点に立ち人よ神仏の慈愛の光、霊流を感じよ。
 そうして人よ、神仏をその身に現しなさい。
南無妙法蓮華経

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