●幸福とは何か<11>
平成二十四年八月二十日
 幸福とは何かをこれまでずっと追い求めてきた。結局喜ぶべき事を喜べることである。立派な御殿に住んでなに不自由の無い暮らしをしていても、自分がそのことに気がつかず、不平不満や、いやなことばかりに目がいき、そのことをいつも心が悩んでいれば。天国のような御殿もそこは地獄となる。つまり、幸せや喜びは心の中にある。喜ぶべき事があったら、喜べ、喜べ、心より沢山喜ぼう。喜びはまた喜びをつれてくる。こんな大切なことがわからなくなったのは、私たちが想いや考えを放置してきたからである。マイナス思考で、ぐるぐるいやなこと不安なことばかり考えているのである。
 このマイナス思考を改めるには、先ず潜在意識の領域をプラス思考にする。それには感謝、光、喜び調和といったプラスの言葉を呪文のように唱えるとよい。また『感謝百万遍陀羅尼』のCDなどを小さくかけてリピートしておくか寝入りばなにかけていると効果がある。
 そしてあまり細かいこと、理由のない、意味のない人からの誹謗等を深刻に受け止めたり気に病まないことである。これにはCDの『ないないブルース』をかけたり、歌ったりしてみよう。 
 また思いをただす事が大切。プラス思考に転換するとよい。左手が不自由でそれを苦にやんでいる人は、右手が満足に仕えることを喜び感謝するように考えを改める。これも「正しく見る」「正しく考える」事の一つである。私たちは思いを改善する訓練努力が必要である。すべてに感謝する南無妙法蓮華経を唱えて。

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